9月前半のご報告

皆さま、うがみんしょうらん。いつもお世話になっております。
9月前半のご報告をさせていただきます。

9月といえば、例年、市議会第3回定例会の時期です。
市役所も、定例会対応、そして、10月に行われる決算審査の準備などに勤しみます。

今回は5日㈪に開会し、翌日から一般質問が始まります。
そのための原稿読み合わせや修正作業を、1日㈭と2日㈮の全日、そして、5日午後も行いました。
市の答弁として、過去のものと齟齬がないよう、丁寧かつ慎重に検討しております。

3日㈯は、(公社)奄美大島青年会議所主催の、くれないの塔慰霊式が行われました。
60年前の今日、輸血用血液を輸送してきた海上自衛隊の哨戒機が、名瀬市街地のらんかん山に墜落、
搭乗員12名と住民1名が命を落とすという痛ましい事故が起きました。

私たち市民は、この事故を忘れてはならないと思います。お亡くなりになられた方々のご冥福を
お祈りいたしますとともに、ご遺族の皆様の悲しみに思いを致します。

この記憶を風化させないよう、市民の皆様とともに努力してまいります。
また、島民の命と健康がこれからもしっかりと守られるよう、関係機関と力を合わせてまいります。

この日は、海自鹿屋航空基地の部隊による慰霊飛行も行われました。
JCをはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

4日㈰、台風11号の進路や影響に気をかけながら、自宅ですごしました。
5日、予定通りに第3回定例会開会。議案の上程・説明を行いました。
6日㈫から9日㈮まで、14名の議員が登壇して、一般質問が行われました。
コロナ対策や物価高騰に対する経済対策など、重要なテーマについて論戦が展開され、
私たち行政にとっても重要なご意見やご提言を多々頂きました。しっかりと糧としてまいります。

10日㈯、市民交流センターにて、「UDコミュニティセミナー2022in奄美」が開催されました。
民間と行政からなる実行委員会によるもので、これからの高齢者や障がい者などの住まいのあり方やまちづくりなどについて、
行政、大学、介護事業者など様々な観点から多様な議論が生まれ、参考になりました。

11日㈰はご案内を頂いた中学校の運動会を視察し、応援や激励をさせていただきました。
中学生たちの元気はつらつな姿を見て、私も元気を頂きました。
これからも勉強にスポーツに文化芸術活動に、一生懸命がんばってほしいです。

笠利からの帰り道、吉兆とされる「彩雲」を見ましたので、こちらも掲載いたしますね。

12日㈪、午前中は議会本会議を開催。議案に対する総括質疑などが行われました。
午後、住用役勝集落の自主防災組織の皆さまが訪問されました。
高齢者など災害弱者といわれる方々の個別避難計画を、住民の力で自主的に協議・策定していただき、
毎月防災に関する訓練を行うなど、地域のモデルとなる取り組みをされております。

今回、行政に取り組んでほしい要望を頂きましたので、しっかりと向き合ってまいります。
役勝集落の皆さまには、引き続きの取り組みをお願いしたいと思います。

14日㈬、市議会常任委員会が開催されておりましたが、「台風時における通所系サービス事業所の福祉避難所としての活用」について、
介護事業者の皆さまと、連携協定を結ぶ締結式に臨ませていただきました。
これまで、福祉避難所を数か所の高齢者施設と結ばせていただいておりましたが、
キャパシティとしては足りないのではないか、という課題を抱えておりました。
今回、事業者の皆さまからのご提案で、日頃からの通所者に限定して、デイサービス施設などを活用できることになりました。
これにより、高齢者やご家族の皆さまの安心と安全につながることを願っております。

今後とも、がんばってまいります。皆さまからのご意見を、よろしくお願いいたします。